amazon

◆特徴：速い（早い）。通常の商品と同じくらいの発送スピードでびっくりする。
◆プリント：インクジェット
◆商品：Ｔシャツ、トレーナー、パーカーなど
◆「Merch by Amazon」製の商品を「amazon」にて販売しています。※受注生産です。
◆amazon.comなどで、日本以外の国でもお買い求めいただけます（.com, .fr, .esで「FUJIZUGA」で検索）。
◆耐久性などについて後日レポート追加します。
◆なお、2021年初旬時点での、当方に納品されたものについての写真・評価ですので、時期などの要因によって品質が異なる場合があります。

※amazonのページには合成したイメージしか載っておらず、プリント品質については確認できませんので、下記の画像および解説をご参照の上、リンクよりamazonの商品をご覧ください。

プリントについて

今のところ、インクジェット印刷のみで、基本的に生地の色を反映した色味になるため、白および薄い色の生地には黒色、濃い色の生地には白色のインクのみを使用しています。シルクスクリーン印刷よりもかなり淡い印象になります。amazonのものは特に淡く感じます（インクが薄い？）。
また、定着剤（下処理剤）のあとが光の加減によっては目立つことがあるそうです。これは洗濯すれば分からなくなるらしいです。また洗濯した後でレポートします。
他の色も使えなくはないのですが、それについては後述します。

光に透かして見ると、シルクスクリーンはインクで生地の目が埋まっていて、ほとんど光を透過しないのに対して、インクジェットは生地にインクがしみ込んでいて生地の目を通して光が見えます。

白色プリントについて

白色は「ホワイトインクジェット」という方式を使用しているとのことです。amazon・BOOTH・SUZURIともに少しムラがあり、Ｔシャツ本体の色の影響を受けます。近くで見るとamazonのものはツヤのせいか、特に不均一に見え、細かいヒビ？繊維？みたいなものや、滲みも気になります（離れて見る分には問題ありませんが）。
※画像はツヤや定着剤あとを分かりやすくするために調整してあるため、色味が異なって見えますが、すべて同じＴシャツです。

amazon・BOOTH・SUZURIともに少しムラがあり、インクのところどころで光が完全に透過します（amazonのものは特に多く感じます）。また、定着剤のあとが光の加減によっては目立ちます（Ｔシャツ本体の色によるものかもしれません。これは洗濯すれば分からなくなるらしいです。また洗濯した後でレポートします）。

他社との比較

amazonはBOOTH・SUZURIに比べてプリント品質がイマイチに感じました（もっとも、こういう単色でエッジのはっきりしたグラフィックは、シルクスクリーンがベストかとは思いますが）。ただ、amazonはとにかく圧倒的に速い（早い）し、普段からamazonを利用されている方は他の物のついでに注文することもできるので、品質にこだわりがある方でなければ、選ぶ価値はあるように思います。

Ｔシャツ本体について

Ｔシャツ本体については、PrintstarとUnitedAthleというブランドのものがあり、amazonは Printstar、BOOTHのインクジェットは Printstar、同シルクスクリーンは UnitedAthle、SUZURIのインクジェットは UnitedAthle のようです。生地の重さ（同じブランドでも生地の異なるものもあるかもしれません）と、色味と、首周りのステッチなどが少し異なります。詳しくはショップにてご確認ください。

一応参考までに、試しに作ってみたものの、仕上がりが気に入らなかったのでラインナップから外したものも掲載しておきます。黒インクonオレンジ色は、生地色の影響を大きく受けて、黒に見えませんでしたので、今のところ「濃色」の生地には白インク以外使用していません。
また、ピンク＋ホワイトインクジェット（白の上にピンクを塗布しているもよう）も試したのですが、いかにもインクジェットな粉感のあるテクスチャーになってしまいましたので、今回は採用しませんでした（離れて見る分には気にならないのですが）。ちなみにこれは、上記の黒・白インクに比べて、エッジがにじまずにくっきり出ているように感じました。